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当世着物男子恋綴り 桐人編 感想です。感想は↓の作品紹介の下からスタートです。

【18歳以上推奨】 性的描写がありますのでご注意ください。


当世着物男子恋綴り 桐人編(CV:四ツ谷サイダー)高屋桐人(CV:四ツ谷サイダー)

【発売日】2014年3月12日
【本体価格】通常版 2,000円
      限定版 2,300円
【シナリオ】田島秋成
【イラスト】紅月りと。
【Executive-P】阪東瑠珂
【あらすじ】
友人の結婚式で花に見惚れていたあなたに話しかけてきた高屋 桐人(たかや きりと)。彼は会場のフラワーアレンジメントを全て担当しており、熱心に花を見つめるあなたが気になったという。専門は茶道であり、普段は教室を開いているという桐人は、あなたに一枚の名刺を渡す。「興味があるようなら、気軽にいらしてください」数日後、茶道教室を尋ねたあなたに桐人はある提案をする――(ブックレットより)




プロデューサーさんの持ち味というか雰囲気がよく出ている作品だと思います。構成などは『オジサマ紳士録 永遠のモーメント』とよく似た感じを受けました。

お話は目立った地雷要素もなく、彼は優しく甘く、Hなシーンもしっかり工口いですw そしてキャストさんの演技はとても素敵で色っぽいです♪

でもこの作品は、聴く方によって感想に大きく差が出る作りじゃないかなって思います。


情景描写が繊細で、それらをしっかりと捉えて脳内で再生すれば、とても色鮮やかなシーンが広がる美しいシナリオなのですが、『ながら聴き』のような感覚的な聴き方をしてしまうと、耳に訴える派手な演出や表現がないので、ただ淡々と話が進んでいるような感じを受けてしまう気がします。


そして肝心の? Hシーンですが、四ツ谷サイダーさんはさすが!という安定の工口さなのですが、台詞やシナリオの作りが、また好みが分かれそうな感じです。

桐人さん、最中とてもよく喋るんですw そして口にする言葉がとても詩的なんですよね。このあたりが好きな人と苦手な人で評価が分かれてくるんじゃないかと。



その辺も踏まえて以下からもう少し詳しくご紹介します。ネタバレしてますのでご注意くださいね♪





友人の結婚式で会場のフラワーアレンジメントに見惚れていたら、制作者本人が近づいてきて、熱心に見てくれて嬉しいと声をかけてきます。


「お好きなんですか?花。...あ、すみません、披露宴でも熱心に見ていらしたので、気になって。...いえ、唐突に声をかけてしまったのはこちらですから、どうか気になさらないでください。」


彼は物腰柔らかく人当たりの良い感じで話しやすい雰囲気です。そのおかげもあって二人は会話が弾みます。彼女が子供の頃にお茶を習っていたと告げると、本業は茶道の先生だという彼は、自分の名刺を差し出して「もし興味があるようなら気軽にいらしてください」と、教室の見学を勧めてくれたのでした。

そして後日、彼女が茶道教室を訪ねて色々な話をしていると、彼の元に生徒さんから電話が入ります。それは今度彼が同業者を呼んで開く茶会にお手伝いとして参加する予定だった生徒さんが、急用で出られなくなったという話で。


「そんなわけだから、よろしく頼むよ♪」


...は?って感じですねw 何がそんなわけなのか。当然彼女もパニクるんですが、彼はやわらかい口調で有無を言わさずというか、人の話を聞かないというか。 


「だから、ここに通ってください。強引に話を進めてしまっているけど、私からお願いしている事だから月謝は要らないし、道具とか必要なものはすべてこちらで用意する。もちろん着物もね?君が学びたいというのなら着付けも。あ、それから和菓子の食べ放題もつけようか!」


なんだか必死に勧誘してますw 長年お稽古を続けている他の生徒さんもいっぱいいるのになぜ自分なのか、という疑問を彼女は持たなかったのかな~と聴いてて思いましたが、彼女はこの至れり尽せりな勧誘に魅力を感じちゃって、無謀な事に承諾してしまうんですね~。こうして彼女は彼の特別レッスンを受けることになるのでした。

なぜ古参の生徒さんを差し置いて、桐人が彼女を手伝いに選んだのか。それはこの必死な勧誘でわかりますが、彼女の事がが好きだからなんですね~♪ 彼女は気付いていませんが、実はこの二人は幼馴染で相当久し振りの再会なのですが、彼の方は結婚式で出会った時から既に気付いていたんです。その想いがどれほど強いものなのかはもっと後にならないとわかりませんが、彼が以前から彼女を好きな事は、これまでの台詞や会話の端々に出てきています。その関係性はブックレットにも載っているので、聴く上で知っておいた方がいい設定って事ですね。


そしてレッスンは始まり、着物の着付け方やお茶の作法を教わっていくのですが、茶会まで日がないので気を引き締めるために、粗相をしたらペナルティを科すというスパルタ方式を取り入れた二人。畳の拭き掃除をペナルティにした時、翌日彼女が筋肉痛になったという笑い話から、


「花を活けて貰った時も、和菓子作りの手伝いをお願いした時も...どちらも斬新だったなぁ。しきたりや決まり事なんてなんのそので。ええ、もちろん褒めてますよw」

そう話す彼は、本当に心から楽しそうで。思わず今はまだ言うつもりもないであろう本音も見え隠れします。


「ありがとう....私と出会ってくれて」

「天真爛漫で、何事にも囚われない。そんなところが前から....」



懐かしそうに、愛おしそうに話す彼の様子は、彼女の心にも漣を立て始めます。そうして日々のレッスンは過ぎていって。

ある日、ほぼ完璧にこなす事ができたご褒美に先生がお茶を点ててくれることになったのですが、彼女が立ちあがった際に着物の裾を踏んでバランスを崩し、咄嗟に抱きとめてくれた彼の腕の中へ収まってしまいます。


「好きだ。君が....君のことが。戻りたくない....君がいない世界になんて。愛してる....」


このあたりの桐人の台詞は、彼が過去にどんな辛さがあったのか、どれだけ彼女との想い出にすがって生きてきたのかが垣間見えるようです。彼女と再会するまでの彼の過去は作中で語られる事はありませんが、こういった言葉の端々に、彼の心の陰の部分が描かれています。


そしていよいよ茶会当日を迎え.....。






ええと何から話そうかな。すごくいっぱいあるので興味ない所はすっ飛ばしてください(笑)

まず、最初に聴いた時は敬語とタメ語の混在にすごく違和感がありました。真面目な敬語キャラだと思い込んでたからかも? 桐人さんは物腰は柔らかですが、よく言えばフランク、悪く言えば馴れ馴れしい雰囲気がある人です。ずっと探し求めていた幼馴染に逢えて嬉しくて、彼はついタメ口が混じるのかな?って思ったんですが、他の人にも同じような言葉遣いをしている場面もありましたし、生徒さんたちからゆる~い人と言われているので元々そういうキャラなのかもしれませんw でも

「おっと、二次会参加者に集合がかかってるね。君は行くの?...じゃあここまでですね。行きたいのはやまやまなんですけれど、今日は予定が立て込んでて。残念だなぁ」


こんな感じで一つの台詞の中で混在してるので、慣れるまでは耳に付くかもしれません。(私の文章も敬語とタメ語が混在しているので、ホントは人の事言えないんですけどw)


桐人が割とユルい感じのキャラだという事に慣れてしまえば、そのユルさは逆に好きポイントになりましたねw 物腰が柔らかくて優しい口調で、でも人の言う事を聞かないというかゴーイングマイウェイなところが(笑) そして執着気質を窺わせるフシがほんの少しあります♪ 茶道家の跡取りとして色々な重圧や葛藤があったのかも...と思えば、桐人が彼女を求める時に発する言葉は仄暗さを含んでいるように聞こえます。


「愛してる...ずっと君だけを愛していたんだ.....呼んでくれ....僕の名前を....愛してるよ...」


明確には示されていない、そこはかとない病みとか執着って大好きなんですw なので桐人がこういう片鱗を見せる瞬間は聴いてて楽しかったですね♪



冒頭でもお話しましたが、この作品は脳内で場面を再生しながら聴くと、とても雅やかで素敵な情景が広がるシナリオだと思います。私はこういうタイプのシナリオ大好きなので、前半は浸りきって聴いていました。でもキャッチーな台詞があまりないので、普通に聴いていると淡々と状況を説明されているようにしか聞こえなくて、印象に残らない話だと感じる方もいらっしゃるかも。好みが分かれる作りだと思います。


そして本編でのHシーンは最後の1回だけなのですが、説明言葉がすごく多い印象です。実況系+詩的表現での言葉責めという感じで、最中ずっと喋ってますw 台詞8割、吐息&喘ぎ2割くらいの配分でしょうか。(もちろん実況や詩的表現以外の言葉もありますよ)


「薄赤の襦袢が君の肌に映えて....綺麗だ。僕のために咲いた花が散っていくようで....。そしてまた僕の腕の中だけで咲き誇る」

「君をこうして咲かせるのは僕だけだ....。甘くて綺麗な蜜を垂らす、いやらしくて綺麗な花....」



このあたりも聴く人によって好みがすごく分れそうです。私は実況するより喘いでくれる人の方が...ゲフンw その詩的表現に関連してると思うのですが、普通の台詞に倒置法が結構使われていて、会話言葉というより詩の朗読みたいだな~と感じた部分があったので、ライターさんは詩を得意とされてる方なのかもしれませんね。倒置法が使われた台詞を聴く度に私はちょっと違和感を感じました。 


色々挙げましたが、四ツ谷サイダーさんはと~っても良かったですよ!! やっぱりこの人の艶っぽさはハンパじゃないですね~♪すごく男の色気を感じます。

個人的にすごくいい!と思ったのは、先に挙げた執着の片鱗もそうですが、桐人が最中に何度か言う「かわいい....」って言葉ですね。これは台詞の力というより四ツ谷さんの演技がいいのかな、まるで熱に浮かされたみたいに「かわいい....」って、うわごとのように呟くんですよ♪ それがすごく好きでした。

あとは「顔隠さないで....」でしょうか。他のCDではあまり聴いた事がないからかな?すごく耳に残りました♪

途中は喋ってばかりなんですが、最後の最後だけものすごく派手に喘いでくれるんですよw 静かにず~っと言葉を発していて、最後だけとても派手に果てるという...線香花火?を連想させるHでした(笑)




■ステラワース特典『夜はこれから』(約15分)
茶会から疲れて帰宅した桐人を出迎えたあなた。
労わるあなたの言葉と新婚の様なシチュエーションに桐人は……。


帰ってきた桐人に「ごはんにする?お風呂にする?」と尋ねたら、「それともワ・タ・シ?」がないよーって指摘されますw(この台詞を言うわけではないですよ〜) 結局お風呂に決めた桐人が着物を脱がせてって彼女に頼むんですけど、制限時間内に着物を脱がせられなかったらペナルティね?って事になって...ペナルティで一緒に入る事に。

サイダーさん、こちらでもとても工口くて甘い!そして派手に喘いでくれてます(*/∇\*) 彼女が怒るほど無理したらしいんですが、これでも我慢したんだよ?という彼にぎょっとする彼女の様子が可笑しいです。



■アニメイト特典『甘やかな朝食』(約13分)
桐人と暮らすこととなったあなた。
同じベッドで目覚めることがまだ慣れないあなたに桐人は……。


彼女が起きる前に掃除・洗濯・食事の支度を早々に済ませた桐人が一日中イチャイチャしてようって提案をします。

甘いです~メチャメチャ甘いっ♪そしてちょっぴりイジワルで....工口いです// それに負けず劣らず彼女も積極的で、聴き応えがあります^^「だめ...顔、隠さないで」って言ってくれてテンション上がりました♪ 詩的表現も派手な最後もしっかり健在ですw




「特に私の教室は....そういえば面白い表現をした生徒さんがいたなぁ。えと.....ああ、そうそう『ゆる~い』らしいよ?」

「今日は0点だ。ご褒美はナシ。え~じゃない、元気そうなのは何よりだけどね。まったく...こんなことじゃ、お嫁のもらい手がないぞ?」

「こら...せっかくおめかしして来てくれたのに、泣いたら台無しだ。少し我慢をおし」

「もっと...もっとだ、そう.....僕のために乱れて....」

「困ったな、もっと優しくするはずだったのに...君を感じていたら、我慢がきかない...っ」

「顔隠さないで....それじゃキスができないよ」





本当に紳士録と構成がよく似てると思います。情緒的で美しい作品ですけど、本編は色気が足りないです。最後のH部分を除いて全年齢で出した方が雅やかな雰囲気に浸れるいいCDだったような気がします。なので年齢推奨作品としては特典ありきな作りですね。特典込みで聴かないとすごく中途半端です。

プロデューサーさんの「萌えより情景描写重視」な作りも、ライターさんの詩的表現やその他の特徴的なシナリオも、どちらも評価が分かれそうな作品なので、オススメかと訊かれると「人によります」としか言えないです。でも四ツ谷サイダーさんはやはり素晴らしかったです!自分的には本編に足りない甘さを補完してくれる特典のリピ率がすごく高くなりそうです♪


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・当世着物男子恋綴り 薫編 感想


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