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華ノ幕末 恋スル蝶 第三夜 斉藤一 感想です。感想は↓の作品紹介の下からスタートです。


「華ノ幕末 恋スル蝶 第三夜 斎藤一」2014年1月29日発売斉藤一 (CV:菅沼久義)

【発売日】2013年1月29日
【価格】2,000円(税別)
【レーベル】aura(ジグノシステムジャパン)
【シナリオ】御門蓮
【イラスト】なま
【あらすじ】
ときは幕末。京都・島原遊郭に男性客をとる遊女だけでなく、女性客をとる男花魁も抱え、この世の<極楽>を味わえるという評判の人気妓楼があった。選ばれた客しか入れない、その場所の名は華艶楼。 しかし、華艶楼には「死んだはずの人間と逢える」という不可思議な噂があり、いつしかこう呼ばれるようになった。 「華艶楼は<地獄>の入口である」と。なんと、その噂は真実。 「華艶楼」では死期の近い人間を客として集めており、花魁たちは客に美しい現世の夢を見せながら交合し、魂の裁定を行って「定められた正しい死」へと送る地獄の官吏だったのだ。 あなたもまたそのひとり。 地獄から初めて現世に来て、花魁になったばかり。 初めての客をとってその魂の罪業をはかり、「正しい地獄」へ落とさなければならない。しかし、あなたは客でもない、出会うはずもない男と恋におちる。その客の名前は「斎藤一」。(ブックレットより)



「俺と一緒に来い。連れて逃げてやる」


前二作とパターンが違って、新鮮な感じで面白かったです。菅沼さん特有のあのフラットなトーンで怒ったり泣いたり甘かったりと、色んな菅沼さんの味が感じられて私はとっても楽しめました~♪ でもシナリオは賛否分かれそうw

寡黙で剣と新撰組に一筋...という世間でよく知られる斎藤一が、もし剣ではなく情を選んだら...って話なので、既存の斎藤像にこだわっちゃうと、ただの死にたがりの情けない男に聴こえるかもw でも想う対象が剣でも恋でも、彼の一途でひたむきな姿勢は変わらないんだな~って感じで、たまにはこんな斎藤の「IF」があってもイイかも...と、私は楽しく聴けました♪




以下より台詞・ストーリー等ネタバレあります。ご注意ください♪






近藤局長&土方の命により、討幕派の長州勢に間者として潜入している斉藤。その長州の幹部たちが最近足繁く通うのは華艶楼。そこで密談が行われていると踏んだ斉藤は、幹部の用心棒として同行していた。すると斉藤の目前で一人の遊女が泥酔した客に絡まれて。見習いの新造を何故か見て見ぬふりができなかった斉藤は、そこに助けに入ることに。


「お前、ここにいたのか。随分待っていたんだぞ。あまり俺を焦らすな」


驚く遊女に調子を合わせるよう耳打ちし、俺が買った女に手を出すなと小芝居を打って泥酔客を牽制するも、証拠を見せろと言われて斉藤がとった行動は....チューの嵐w CD開始早々チュッチュされちゃいます^^ しょっぱなにしてはチューの回数も深さもなかなかのもので、ちょっとドキドキ(〃∀〃) 寡黙で感情を押し殺した斉藤の雰囲気を出すためか、普段よりかなり低めに抑えた菅沼さんの声がちょっと辛そうなのが気になりますが、小声で耳打ちするところなんかは、声が柔らかくなってこそばゆくて気持ちいいです♪

酔っ払いが去ると、急に口付けをされて驚いちゃった彼女にイキナリ平手打ちを喰らう斉藤w 本人にしては助けてやったのになんで!って感じですが、これが主人公の口付け初体験だと聞かされると


「そ...それは悪い事をした。遊女であればこういった事には慣れているとばかり思って...す、すまん」 c(・ω・`○)


と申し訳なさそうなのがカワイイです♪



そんな出会いから幾日か経ったある日、斉藤は町中で再び彼女と出会います。話している最中に雨に見舞われ、二人で雨宿りをするのですが、濡れた彼女の髪を拭いてやったり、綺麗な手拭いがなくて申し訳ないと謝ったり、ぶっきらぼうな物言いなのに、ちょっとしたことがとっても優しいです♪



お互いがちょっと近づいたそんな再会から一か月。未だ有力な情報がつかめないまま幹部の供で華艶楼に通う日は続き、言葉を交わさずともお互いに幾度も姿を見かけて。 そんなある日、斉藤の正体が長州にばれてしまいます。多勢に無勢で争った斉藤は深手を負わされ、もう駄目かというところに彼女が飛び出して来たことで、その場はどうにか逃げ延びるのですが、斉藤は深手のため動くことができず、彼女の部屋に匿ってもらうことになるのでした。


店の目を盗んで食事や着替えなどの世話をしながら部屋に匿い続けてくれる主人公。思うより傷は深く、どうにか自力で動けるようになるまで半月もかかるのですが、その頃には斉藤本人も彼女への気持ちに気付いていて、新撰組からの重要な任務と彼女への気持ちの狭間で心が揺れるようになります。


そしてある日、とうとう彼女の突出しの日が決まると斉藤は狼狽えて


「すまん...俺には祝ってやれない。突出しということは、とうとう客を取るんだろう? 金でお前を抱く男がいる...想像しただけで腸が煮えくり返りそうだ....!」


感情が抑えられなくなった斉藤は、幾度も幾度も彼女に口付けて。武士だと偉そうにしながらも俺にはお前をここから出してやれる金も身分もない。好きな女ひとり救うことができなくて、自分は何のために刀を振るっているのだろう...。そんな風に、刀を振るい命を賭すことに対してどんどん疑念を抱くようになっていきます。

もちろん主人公もすでに斉藤への想いは募っていたうえ、こんなにも熱い彼の想いに触れ、客を取らねばならない事に悩み....遊女の身であるにもかかわらず、突出しを断ってしまいます。 折檻を承知で彼女が自分のために断ってくれたことを知った斉藤は、とうとう彼女を掻き抱き、


「天に背いてもいい.....何もかも捨ててもいい....このまま一緒に死んでもいい....!」


と、全てを捨てる決意をするのでした。




ストイックで寡黙なあの斉藤一が、このお話では恋に溺れてしまいますw 厳密にはそれだけが原因ではなく、間者として潜入した長州を調べる内に、方法は違えど目指すところは討幕派も佐幕派も変わらないという事に気付き、志を同じくする者同士が命を奪い合う事に反意を抱いてしまったのが大きな引き金なのですが。 

史実では近藤局長亡き後も前線に立ち続け、会津を捨て蝦夷へ拠点を移すという土方と決別し、討死に覚悟で最期まで会津を守り抜こうとした斉藤とはまるで違うキャラクターになっているので、新撰組に確固たる想いをお持ちの方には、この斉藤は受け入れられるんだろうか?というのが聴き終っての最初の感想でした(笑) 

でも冒頭にも書いたとおり、これと決めたら脇目もふらず一心に打ち込む気質は、対象が剣であれ恋であれ変わらないのが斉藤らしいなって感じがしました。新撰組を題材にした作品が数多くある中、レアな斉藤が見れた気がして、私はなかなか楽しかったですね~♪

ラストは映画のワンシーンのような、ちょっぴり切なさの残るエンディングでしたけど、私的にはとても好きな終わり方でしたv


史実の斉藤は、かつての上司に諭され剣を置き、新政府軍に降伏する形で新しい人生を歩むことになるのですが...。 最前線で悲惨な情景を目の当たりにして仲間を大勢失ったのですから、第二の人生は穏やかに過ごしていくのかと思いきや、自ら警視局に就職し西南戦争で刀を振るい、その後は警備の仕事に就くなど、好んで戦いの場に生きていたようですw 彼は根っからの戦士なんですね~(*´∀`)




「何もするつもりはないがあまり安心しすぎると、俺も変な気を起こすかもしれないぞ?」

「おいお前!刀を抜いている男の前に飛び出す奴があるか!一体何をしに来た」

「この想いは....禁忌だ」

「お前だけじゃない。俺もお前のものになるんだ。互いに与えて分け合ってひとつになる。抱き合うというのは、そういう事だ」





今回もauraさんの安心仕様w 直接的な表現はないですけど....すがぽん、息多いな~(〃∀〃) 過呼吸になりそうw 声域がそれほど広くないので、トーンが一本調子に聴こえる場合もあるんですが、私はあの柔らかな声がとっても好きで....♪ そして変に抑揚をつけない演技が声にぴったりで、菅沼さん大好きなんです。 今回もぶっきらぼうだけど優しい斉藤一にとてもよく似合ってたと思います。 菅沼さんの他の作品だとPSPゲームのアブ恋の小笠原くんとかいいですね! 小笠原くんはキャラ的に菅沼さんの声質にとても合っていて、すごく好きです♪


賛否が分かれそうなシナリオですが、色んな斉藤一を楽しめると考えれば面白い作品になっていると思います。私はアリだなって思いますし、何より凛々しくて可愛くて甘い菅沼さんが堪能できたので(笑) 単体のシチュCDってあまりないですし、今回は菅沼さんの声をた~っぷり聴けたのでとっても楽しかったです~(*^▽^*)


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※全巻購入特典の詳細は公式にて。

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